◆つくばと筑波関東の霊峰といえば、ご存知筑波山ですね。標高876mは決して高山ではありませんが、 その姿の美しさは古来から知られていました。 秋に訪れてみた風景を駄文とともに載せてみました。 一方「つくば」はつくば市。 ビュ-スポットをのぞいてみました。 霊峰筑波山とその名物♪ 霊峰、秀峰、名峰、紫峰などと 多くの美名で呼ばれてきた筑波山です。 ここの名物に、ご存知 四六(しろく)のガマがありますね。 あらゆる傷、解毒に効能ありと 古来から言われてきた 名物中の名物です。 でも、ちょっと画像が問題。 そこで知られざる名物をひとつ。 そのひとつはしょうゆです。 「紫峰」といいます。 土浦で製造されている事を つい最近知りました。 少々高価ですが優れものです。 家では昔から使っていました。 隠れた筑波名品もうひとつ。 それはみかんです。 「ふくれみかん」といいます。 皮が中身に対して大きくて 隙間が開いていて、 ふくれているようだから 言うようですが、 漢字では福来みかん。 つまり福+来れ♪ この皮を乾燥させて、 ゆずの代わりに使って作った 七味は結構評判の味です。 筑波山神社♪ 実はここに来るために筑波山に向かいました。 ここは筑波山の中腹(標高約270m)にある、 古来から親しまれてきた神社です。 御神体=境内はその中腹から山頂までといいますから、 古代の山岳信仰の名残もあるんでしょうね。 言い伝えでは神武天皇からとか、 実際には平安時代初期あたりが創建でしょうか。 江戸時代に上野の寛永寺とともに、 江戸からの鬼門の方向として、 徳川家によって社殿を寄進されて、 ますます栄えて今日に至っているそうです。 ひさしぶりに訪れる事が出来ました。 筑波山菊祭♪ 神社に行ったら、菊祭りの準備中でした。 写真は10月27日ですから、 実際にはもう始まっています。 千本菊、いつ見てもおみごと!ですよね。 水晶で言うとなんでしょうね、 フラワ-に似てるでしょうか♪ 筑波の夕焼け小焼け♪ 筑波山神社からの帰り際に、 参道から関東平野を望んだら、 空は一面夕日に焼けていました。 雲が作った綾模様が実に神々しくて しばしうっとり♪ 近くのお店の方がいうには、 ここから最近、富士山がみえたんだとか。 冬には土浦からも見える日がありますが、 いまどきは大変珍しいです♪ 筑波山と霞ヶ浦♪ フラワ-パ-クの後で 筑波山に登りました。 裏道側から上がり 駐車場からロ-プウエイが 頂上へ向かって出ていますが、 それには乗らず、 山をすこし登って写真を撮りました。 ここは3年ほど前にも来た場所です。 2007年6月、フラワ-パ-クの帰りに 筑波山に立ち寄りました。 そのとき撮影した写真を一枚載せます。 霞ヶ浦が山の両側に伸びているのが わかりますね。 霞ヶ浦は若い湖、 ちょっと前までは海の入り江でした。 縄文人たちがその岸辺で生活をし、 貝塚を残しています。 当時は今より温暖だったのでしょう 貝塚の位置から海水面が 今より高いことでわかります。 貝塚の貝には「かき」が結構あって、 古代人も「かき」がすきだったんだな~と つい想像してしまいます。 一方の筑波山は、 はんれい岩体を上に載せた 巨大な花崗岩体で出来ています。 内部には、角閃石もかなりあるようです。 この花崗岩マグマの出現は隣の 稲田御影とほぼ同時期、 あの恐竜の絶滅時期と重なります。 これは偶然でしょうか? 私は偶然ではないと思います。 世界中でこの時期に一挙に大量の 花崗岩マグマが生じているのです。 また海では大量の玄武岩も生じています。 それがユックリと冷えて固まり、 大陸縁でプレ-ト収束帯のために 底付けにより隆起していき、 上部は侵食され、 山の周りがすべて 侵食されてなくなった結果、 筑波山が残ったというわけです。 硬い岩だけが残ったという事ですね。 恐竜絶滅は中生代末期ですが、 もっと以前にももっと凄い 大絶滅が起こっています。 そのときにも地球規模の マントル対流が絡む 大異変が起きていた事が 次第にわかってきました。 いずれ巨大隕石が恐竜を 絶滅させたという説は 見直しされるでしょう。 この風景を見ていて、 ふっとそのように思いました。 さて、ここからはつくば市 おひさしぶりの地質標本館は改装中♪ あらら~?なんだか改装中のようです。 でも中には入れました。 1階の入り口近くから撮影。 ここは入場料無料で、 写真とってもクレ-ムなしで、 とっても良いところです。 2年ぶりに訪れてみました。 中も色々階層中で全部はみれませんでしたが、 素敵な鉱物・化石・地学資料が沢山♪ 霞ヶ浦の形成、変遷などビデオで楽しく見ました。 お近くにお越しの際は是非 お気軽に立ち寄っていただきたいです。 入り口から広大な敷地に入るので、 警備の方に尋ねるのが良いです。 北海道の真ん中も千島? 地質標本館の続きです。 日本列島の大きな地質図が横たわっています。 北海道辺りの地質図を横から眺めてみました。 すると、なんだか大雪山連峰まで、 斜めの火山列に見えてきて、 まるで千島列島の国後、択捉、知床、 根室などと同じ系列に見えてきませんか? そんな学説は聞いた事がないのですが、 もしかしたらとも思える、 ワンショットでした。 シ-ラカンスのかま♪ 合成アメシスト? ロシアで合成されたアメシストだそうです。 地質標本館の展示品ですから、 多分間違いないでしょう。 ブラジルアメシストとソックリですね。 ここは霞ヶ浦?、つくば? ここはどこでしょう? 鴨が飛び立つ練習をしています。 霞ヶ浦のようにもみえますが。 少し行きますと、なんだか別世界が。 まるで北海道です。 実はここは「つくば実験植物園」です。 広大な敷地に多種の植物が 植えられています。 それにしても暑さが苦手な白樺が良く 育っているのが不思議です。 筑波実験植物園♪ これは筑波実験植物園の温室です。 寒い冬では外はあまり 見所がありませんが 温室内は年中熱帯気分(^^)。 これは温室内で育っている グレ-プフル-ツです。 ずっしり重そうですね。 そういえば昨今グレ-プフル-ツで はまっているのが「スィ-ティ-」♪ 酸味や苦味が少なくて 実においしいです。 筑波牡丹園♪ 奈良シリ-ズはもう少し続きますが、 ちょっと割り込みです。 5/5に筑波牡丹園に行きました。 今年は梅、桜ともに絶好の満開時に、 有名どころで鑑賞することが出来て大満足です。 そして、ここは筑波牡丹園、 結構茨城県外でも知られている牡丹の名所です。 この日も牡丹満開で、 絶好の牡丹日和でした。 紅白も良いですが、 藤色もまた上品ですね。 花園ベッピンさん♪ 日持ちを浴するためか、 室内で冷房を聞かせて、 咲かせている花もあります。 いずれもベッピンさんぞろい。 まるで牡丹の花見小路です。 そのほんの一部を紹介です。 筑波実験植物園♪ 早春に一度訪れた 筑波実験植物園。 再びたずねてみました。 ここは前日ニュ-スで、 絶滅したとおもわれていたしだが 生残っていたという場所でもあります。 かんぞうの花が鮮やかでした。 点と線:マツムシソウ編♪ これは、筑波実験植物園に咲いていた、 マツムシソウです。 伊豆半島から持ってきて増やしたそうです。 これを撮影してからすこし経って、 あれっと思い出しました。 これ、ノイシュバンシュタイン城の 山道で野生で咲いていたものです。 これもマツムシソウですよね。 どこか潜在意識の中にも ひっそり咲いていたのでしょうか。 不思議な符合です。 日本(伊豆)とアルプスの2点を 線で結ぶ可憐な花。 花に国境はないですね。 金色の銀杏♪ 筑波の産総研内にある地質標本館。 久しぶりに訪れました。 目的は銀杏並木の鑑賞。 標本館はすこしリニュ-アルしていました。 今年もすばらしい金色に輝いていました。 ここはこの絶景が毎年楽しみなのです。 ちょっと遅かったかもしれませんが、 まだ間に合いました。 あらら、 銀杏が大量に落ちているではありませんか。 早速、銀杏拾いに熱中。 あっという間にポリ袋一杯にたまりました。 これは11/25の出来事です。 今はもう果実も除去して、綺麗な姿になりました。 あとは炒って食べるだけ~ 食べ過ぎにご用心ですよね。 まつりつくば2008~前半♪ 初めて、つくば市の夏祭、 まつりつくば2008に 出かけました。8/23土のことです。 10年以上前から実施されていますが、 実際に行くのは今回が初めて。 出店が沢山。人も沢山。 出店の中には外国人がやっているものが いくつかあるのが興味深かったです。 これはケバブという鶏肉料理。 そいで食べます。 お国はイランだそうです。 別の会場に陸橋を越えて行きました。 大道芸人のコ-ナ-へ向かいました。 それにしても人人人です。 小雨の中、やっていました。 大道芸人ファニ-ボ-ンズ。 外人と日本人のコンビで、 なかなか話芸も曲芸も楽しくて、 一時間ほど立ち止まって見ていました。 他にも沢山の催し物が ここかしこで展開されていました。 でもまつりつくばのメインは これではありません。 まつりつくばweb です。ご参照ください。 まつりつくば2008~後半♪ まつりつくばでは、 御神輿も山車も多数でます。 威勢の良い掛け声が お祭りを盛り上げます。 こちらは万灯神輿、 夕暮れに引き立ちます。 そしていよいよ、ねぶたの登場。 筑波のねぶたですが、青森で製作され、 多分青森ねぷたに出演し、 それから一度分解され、 筑波まで運搬して再組立されたのかも。 そこのけそこのけ、ねぶたが通る。 筑波の街に三つ目が通る。 じゃない、ねぶたが通る。 雨が降っているので、 ビニ-ルをかぶせてありますが、 大きくて迫力があります。 歩道橋の天井すれすれです。 昔青森にねぶたを見に行ったこと、 なつかしく思い出しました。 傘をさしながら道路の脇で 持参のビニ-ルを敷いて座りました。 跳ね子の掛け声= ラッセ-ラ-、ラッセ-ラ-を 聞きながら、こっちも声を出し、 かれこれ2時間半、 お祭り気分に酔いました。 穢れもこれで大分祓えたでしょう。 ジャンル別一覧
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